『銀河英雄伝説』大人になったら見るべきアニメ、いや大河ドラマ

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最初、ゲームはチンプンカンプンでした

SS『銀河英雄伝説』

発売日:1996年12月6日

メーカー:徳間書店

価格:5800円+税

ジャンル:戦術級シミュレーションゲーム

「銀河英雄伝説」については、

このセガサターン版を購入したときには、

全くと言っていいほど興味はありませんでした。

このSS『銀河英雄伝説』もシミュレーションゲームということで、

購入しただけで、一度プレイしたあとに艦隊戦に馴染めず撤退。

『提督の決断』は歴史がわかっていたので、

のめり込むことが出来ました。

しかし、当時は本編の「銀河英雄伝説」を見ていなかったので、

チンプンカンプンのまま棚にしまってお蔵入り状態でした。

しかし後年アニメを見て、

それから、気になってレンタルDVDで一気見することとなるのです。

ふたりの英雄が実に人間的でよい

物語は、架空の未来の話。

人類が地球を離れて宇宙で暮らし始めたときに、

宇宙で皇帝と貴族が支配する銀河帝国と、

その圧政から逃れた人たちが建国した自由惑星同盟との争いの話。

帝政VS共和政のなかで、

どちらの陣営でも腐敗政治がはびこり、

それに苦しむ民衆が立ちあがろうとするも上手くいかない。

そして、その二つの陣営が争う中で、

ふたりの英雄が現れます。

銀河帝国の皇帝になるラインハルト・フォン・ローエングラム。

自由惑星同盟の危機を何度も救うヤン・ウェンリー。

2人はお互いの才能を認めあう天才でありながら、

皇帝になったラインハルトは皇帝になると、

銀河帝国は繫栄し、

ついに自由惑星同盟を追い詰めるまでの力を持ち、

ついに銀河を統一することとなる。

一方のヤンは、ラインハルトが皇帝になると軍人を退役し、

歴史の表舞台から身を引こうとするが、

世間がそうはさせてくれない。

野望を持ち続けるラインハルトと、

穏やかな生活を望みながらも担ぎ出されるヤン。

最初はヤン・ウェンリー派でしたが、

後半はラインハルトが魅力的・人間的に思えてきます。

壮大な歴史の大河ドラマを語りつくすなど到底できませんが、

私がこのアニメにハマったのは、

30代後半からです。

もともと歴史や政治経済に興味があれば、

すっーと入ってくるアニメ、いやドラマだと思います。

アニメはやはりオリジナルに限る

リメイクもされていますが、

わたしはオリジナルの方がしっくりきます。

もう鬼籍に入られたヤン・ウェンリー役の富山敬さんや、

オーベルシュタイン役の塩沢兼人さんも含めて、

こんなに豪華な声優陣が一堂に会するアニメは他にないと思います。

小説も漫画も「銀河英雄伝説」は読んだことはないですが、

本編に出てくる内容や声優・戦艦の名前を知りたくて、

こういった本は購入していました。

なんせ、ガンダムとは違ってたくさん出ている訳ではないので。

また、本編に出てくる内容が実際にあった歴史上のエピソードに似た話があったり、

艦隊戦の戦術が歴史上の合戦をモデルにしていたりと、

歴史好きにはたまらない設定があるのもいいところです。

ということで、

SS『銀河英雄伝説』も楽しめるくらいの知識が付いたと思うので、

再びやってみたいと思います。

銀河の歴史がまた1ページ・・・。

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