永久保存版 今でも「絵本 アイビーボーイ図鑑」は教科書です

BOOKS

何気なくもらった本を30年以上見ています

「絵本 アイビーボーイ図鑑」

著者:穂積和夫

発売日:1980年4月10日

出版社:講談社

定価:700円

中学生の頃に、10歳ほど年上の叔父さんにもらった本です。

アイビースタイル、アイビールックは、アメリカで1950年代に流行ったファッションスタイル。

日本では1970年代に流行しました。

発行年が1980年で、おじさんからこの本をもらったのがその数年後のことだったと思います。

それからは、私のファッションの教科書となりました。

10代ころから今日までその都度読み返す名著なんです。

根底にある「アイビールック」

中学生の頃から始まった「DCブランドブーム」。

DCは、デザイナーズのD とキャラクターズのCという意味でしたが、そんなことも知らずブランドの服屋が入ったビルにウインドウショッピングしていました。

通っていた中学校が街に近かったので、放課後の学校帰りに制服で自転車こいで、ブランドショップに行くことも。

ただし、同じメンバーでゲームセンターに行くことの方が多かったです。

DCブランドブームの中高生の頃は、一番個性が芽生える時代。

背伸びして「アーストンボラージュ」の個性バリバリ出してくる友達。

背が高くて「コムサ・デ・モード・メン 」のジャケットがにあう友達。

何故か「フィッチェ」のニットをビートたけしよりも着こなす友達。

カッコイイ服を着ていると、どこのブランドなのかが気になって聞いていました。

中高生の頃は、自由に使えるお金がそんなにある訳でもなく、当時からあった古着屋さんでも服を買っていた思い出もあります。

私はというと、この本の影響でヘリンボーンのジャケットを購入してのを覚えています。着こなせていたかどうかは不明です。

そんなDCブランドブームもバブル崩壊とともに下火になり、

大学生当時は「アイビーボーイ」風に洋服を購入するようになりました。

そんな時に役に立ったのがこの本です。

ネクタイの締め方もこの本でしりました。

シャツは今でもボタンダウンカラーの一択です(←逆におしゃれでない)!

冬は今でもニットウェア中心です。

流行り廃りがありますが、50年も生きているとファッションの流行は巡るものだとわかります。

映画や音楽でも「アイビールック」を追うようになる

この本で紹介されている人物にも興味を持つようになりました。

ウッディ・アレンの監督作品映画を見るようになり、

ダスティン・ホフマンの「クレイマー・クレイマー」「トッツィー」「レインマン」。

コロナ禍の現在、「アウトブレイク」を見返すのもいいかも。

ルイ・アームストロング、マイルス・デイヴィス、ベニー・グッドマン、ビング・クロスビーが紹介されているページがあり、その頃からJAZZを聞くようになったような気がします。

まあ、マイルス・デイヴィスはその後、アーストンボラージュに転向したイメージの方が強いです。

やはり、70年代・80年代のアメリカ映画・洋楽が好きなようです。

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