『三悪』が主人公の方がしっくりくる
SS『ボカンと一発!ドロンボー 完璧版』
発売日:1997年9月25日
メーカー:バンプレスト
価格:6380円
ジャンル:シューティングゲーム
タイムボカンシリーズは小学生の頃によく見ていました。
このソフトは、myレゲーブームのときのファミコンカセット収集ブームが一服したころ、他のソフトを物色し始めました。
当時は、プレイスレーションの全盛期。
セガサターンをやっている人は少しマイナー・・・。
なんかそんな感じが世の中に出始めると、セガサターンソフトはあまり見向きもされず値崩れが起き始めました。
この『ボカンと一発!ドロンボー 完璧版』は、はじめ『ボカンと一発!ドロンボー』というタイトルでプレステから発売されました。
そして、約一年後に『完璧版』としてセガサターンから発売されます。
プレステ版の方はよく見かけていたので、サターン版を見たときに『完璧版』という文字に惹かれて購入しました。
完璧版は、善玉のキャラクターに声優が起用されたり、山本正之の新曲が入っていたりとマニアにはたまらないものでしょう。
全クリしていなかったので、YouTubeでクリア動画を見させてもらいました。
三悪が主人公キャラメカを爽快に倒していきます。
昭和の土曜のお決まりパターン
昭和期のタイムボカンシリーズは、
1975年 タイムボカン 全61話
1977年 ヤッターマン 全108話
1979年 ゼンダマン 全52話
1980年 オタスケマン 全53話
1981年 ヤットデタマン 全52話
1982年 イッパツマン 全52話
1983年 イタダキマン 全20話
土曜日の夕方に放送されていました。
やはり、シリーズ最多の108話あるヤッターマンが一番思い出深いです。
あの頃の小学生は土曜日は半ドン、午前中は学校がありました。
学校から帰ると「うまかっちゃん」食べて、午後から少年野球の練習。
夕方帰宅で「タイムボカンシリーズ」(CX)。
7時に夕食を食べて、何となく「日本昔ばなし」
そのあと、「クイズダービー」→「8時だよ、全員集合」→「Gメン’75」
の流れでTBSに釘付けでした。
ドクロストーンってなんだったっけ?
主人公を食ってしまう「三悪」の強烈キャラ。
女ボスは、ずる賢くて、セクシー、でも小ボケ。
頭脳担当は、格好つけの2枚目気取りのときもありますが現実的。
怪力担当は、関西弁で出番少なめ。
シリーズを通して、こっちの方がメインキャラです。
ヤッターマンの三悪は、ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー。
自称「泥棒の神様」謎のドクロベーからドクロストーンを集めれば願いが叶うと言われるが、ドクロストーンは実はドクロベーの体で、その正体は地球誕生の爆発に巻き込まれたドクロ惑星XYZ星人だったというオチ。
シュールな結末に当時の小学生の方がズッコケたような気がします。
映画「ヤッターマン」もやはり「三悪」
2009年公開の映画「ヤッターマン」。
もちろん映画館で観ましたが、内容はズッコケた気がします。もっとせめてもよかったのではないか!
まあ、三悪のイメージしか残っていません。
ドロンジョ=深田恭子、ボヤッキー=生瀬勝久、ドンズラー=ケンドーコバヤシ
深キョンのドロンジョ様のためだけにある作品と言っても過言ではありません。
「三悪」のアナザーストーリーで出番がもっとあればさらにヒットするはずだったのでは・・・。
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