激ムズで野球小僧からそっぽを向かれたファミカセ野球ゲーム
FC『スーパーリアル ベースボール’88』
発売日:1988年7月30日
メーカー:バップ
価格:5500円+税
ジャンル:スポーツ・野球ゲーム
野球のファミカセは数あれど、
発売当初からクソゲーのレッテルを張られたつわものです。
出てくる選手は何とすべて実名。
ゲーム史上初めて日本プロ野球と公式タイアップしたゲームなんです。
しかし、プレイの操作性がむずかしく直ぐに投げ出してしまうゲームでした。
そのため、今でもハードオフのジャンク箱では常連です。
野球好き少年の夢を砕き、
ゲーム好きの少年のハートすらつかむことが出来なかった悲しいゲームソフトです。
でも、クロマティのこのCMは何となく覚えています。
1988年、昭和63年…プロ野球がイケイケだった頃
『スーパーリアルベースボール完全攻略テクニックブック』
著者:ワークハウス
発売日:1988年8月30日
出版元:徳間コミュニケーションズ
定価:520円
しかしながらこのゲーム、クソゲーではあるが選手が実名、そして球団も実名だから面白いんです。
1988年当時、私はゲームこそしていませんが勉強途中で必ず見ていた
CX「プロ野球ニュース」。
まだ、Jリーグも発足以前で海外スポーツもそんなに中継されることがなかった時代に、
スポーツの楽しみと言えば、
大相撲とプロ野球くらいでした。
息抜きに父親が見ている巨人戦のナイターも見ていたので、
そこそこ野球を見ていたといっても過言ではありません。
そして、このゲームの攻略本がもちろん実名なんです。
今はなき、
「横浜大洋ホエールズ」→「横浜DeNAベイスターズ」
「阪急ブレーブス」&「近鉄バッファローズ」→「オリックス・バファローズ」
「南海ホークス」→「福岡ソフトバンクホークス」
「ロッテオリオンズ」→「千葉ロッテマリーンズ」
の球団名が懐かしい。
「南海ホークス」の深緑のキャップと「近鉄バッファローズ」のキャップは、
今でもカッコいいと思ってしまいます。
巨人の投手陣は、
先発…槇原、桑田、ガリクソン、西本、水野、加藤
中継ぎ&おさえ…角、岡本、斉藤、香田、西本、水野、鹿取
と、しびれるラインナップ。
もちろん4番は原辰徳。
落合博満は、4人トレードでロッテから中日に移籍したあと。
大洋の4番打者がポンセ…おぉ、マリオじゃん。
まだタイガースのクリンナップは掛布・バース・岡田です。
そうそう、西武の4番が清原で、阪急の4番がブーマー、
そして南海の4番が門田博光なんです。
何といってもオリオンズに村田兆治がいます。
全盛期に大リーグに行けば活躍できたピッチャーだと思います。
当時をよく知る野球ファンには、いま刺さる懐かしいゲームかもしれません。
発売は1988年、そうです昭和63年・・・。
何といっても、今では考えられないバブル経済!!
翌年には平成時代のスタートです。
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