アイレム・ファミコンカセット欠番NO.19の謎
アイレムのファミコンソフトが気になって所有確認したときのこと。
ナンバリングタイトルが発売順になっていなかったことと、
NO.19が欠番になっていたことの謎が残りました。
ネットで調べてみたら、どうも欠番NO.19は、
『ゲオポリティク島における国家興亡論』
というソフトらしい。
×ゲイポリテック?
〇ゲオポリティク
という言葉が耳に残ってしまいました。
こうなると調べたくなる性分なのです。
きっと載っているだろうということで購入したのが、
『ファミコン発売中止ゲーム図鑑』
著者:鯨武 長之介
発行日:2021年4月5日
出版社:三才ブックス
定価:1800円+税
前々から気になっていたのですが、
発売されなかったゲームを買うことはできないしな・・・。
と思っていました。
でも、ちょうど謎解きが出来ると思いポチりました。
今度は、『ディプロマシ―』が気になってきた!
予想通り、
『ゲオポリティク島における国家興亡論』についての記述がありました。
1991年春発売予定。
欠番のNO.19の前後のカセットの発売時期が、
18『迷宮島』1990年6月29日発売
20『パーマン』1990年12月14日発売
となっていて、開発が遅れていたことも想像できます。
名前の「ゲオポリティク島」の意味は、
「ゲオポリティク」=「Geopolitics」
=「地政学(地理的な環境が国家に与える様々な環境とその研究)」
ということでした。
ゲーム自体は、海外のボードゲーム
『ディプロマシ―』を参考にしている
シミュレーションゲームだったとのこと。
SLGならばなおさら気になってしまいます。
この『ディプロマシ―』はwikiによると、
「本作は7人のプレイヤーが第一次世界大戦前の緊張した関係にあるヨーロッパ列強7ヶ国をそれぞれ担当し、ヨーロッパの覇権を巡って争う戦略ボードゲームである。」
とあり、サイコロなどを使わずに外交交渉でコマを進めていくゲームとのこと。
裏切りが当たり前の
「友情破壊ゲーム」
「ゲームサークル崩壊ゲーム」
というあだ名がついているらしいです。
それがゆえに開発が難しかったのではという話でした。
今度はこの『ディプロマシ―』の方が気になってきたぞ!
酒の席でのファミコン豆知識を習得できます
さて、『ファミコン発売中止ゲーム図鑑』表紙にある、
発売中止ゲーム151本+αの「α」の部分は、
発売されたカセットのタイトル・デザイン・ジャンルなどの
細かな違いが紹介されています。
こちらの方はどこかで見たような特集でしたが、
豆知識としては面白い内容と思います。
友達との会話でうんちくを語るにはよさそうな内容ですが、
アラフィフおやじが酒の席でこのような話題に巡りあう日は、
もう来ないかな・・・。
と思いながら読んでいました。
でも紹介されているカセットで持っているものも多いので、
確かめながら楽しむのもありかな!
と思いました。
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