最初は、まだ早いかなぁの気分でした
『ハートカクテル』
作者:わたせせいぞう
出版社:講談社
掲載誌:モーニング/オールカラー・コミックブック全11巻 講談社漫画文庫全6巻
わたせせいぞうの作品は、『ハ-トカクテル』よりも『菜』の方を毎週よく読んでいました。
ハートカクテル連載時は、私はまだ中高生。
その当時の自分には、背伸びして読むようなマンガ、と感じていました。
それから、大人になって気に入った物語があれば購入していく感じ。
最終的に、漫画文庫全6巻を購入しました。
大判のモーニング・オールカラー・コミックブックはコレクション終了(手元に数冊残っています)。
ファッションの教科書として
恋愛下手な主人公にひかれるようになったのは大人になってからです。
しかし、ストーリー以上にひかれたのは絵の中に出てくる人物の服装や・景色のすばらしさ。
登場するファッション、車、街並み、海岸線、・・・・。
特に、スーツがカッコイイ。
自分が着こなすには大変難しいとは思いますが、ネクタイ・シャツ・靴と参考にさせてもらいました。
当時、ツイードのズボンを持っていて、上はクリーム色のアイリッシュ・フィッシャーマンズ・セーターとコーディネート。ヘービーローテーションで膝のところが膨らむまではいていました。
また、ツイードのスーツも購入してこちらは今でも大切にしています。
最近ではダブルのスーツを着こなしている人なんかは滅多に見かけません。
しかし、時代は巡るもの。
また、『ハートカクテル』で出てくるようなゆったりとしたダブルのスーツがカッコよくなる時代が来るかもしれません。
・・・スーツをオーダーしたくなってきました。
アニメ版で感じたこと、気が付いたこと
現在はYouTubeでも見れますが、『ハートカクテル』がアニメ化されたとき、後になってVHSのレンタルビデオ(DVDだったかな?)で見ました。
主人公の彼は、どこか聞き覚えのある声。
故・塩沢兼人氏です。大好きな声優です。
2000年に亡くなられたときは、かなりショックでした。
ファーストガンダムのマ・クベ、銀河英雄伝説のオーベルシュタイン、・・・・。
しかし、私にとってのはまり役は何といっても、
ぶりぶりざえもん(クレヨンしんちゃん)です。
同じ声優でも、ハートカクテルの彼とぶりぶりざえもんでは180度の違いようでした。
↓ぶりぶりざえもんは、9:11~
それから、アニメのBGMもよかったですね。
音楽担当は、松岡直也。ジャズピアニスト、ラテンフュージョンミュージシャン。
中森明菜の「ミ・アモーレ」も松岡直也氏の作曲です。
『ハートカクテル』にも出てきそうなインストゥルメンタルです。
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