街の古本屋さんがなつかしい

雑記

私が古本好きになった理由

古本屋さんに通うようになったのは小学6年生くらいの頃。

一番よく通った店は6畳くらいの狭い店で、古紙回収を家業としていたご夫婦が経営していたと記憶しています。すっかり常連で、購入する時だけ奥の部屋からレジに出て来るような感じでした。

古本屋さんに行っていた理由は、当時から新刊の漫画本ではなく一世代前の漫画本が読みたかったから。

サイボーグ009、あしたのジョー、ワイルド7、ルパン3世、タイガーマスク、・・・

これらの本は当時の本屋さんでも販売していました。

しかし、

昔の漫画は古本で読む方が哀愁がある!

歴史を感じられる!

そして当然安い!

そんな理由で古本好きになりました。

店には、マンガ好きの人、歴史好きのおじいさん、趣味の本を買いに来たおばさんなどが無言で本を読みふけっていたものです。

そして、通路がせまい。

気が付くとその店は道路拡張のため、店じまいしたようでした。

旅=古本屋巡り

今でも初めての街を訪問したときは、古本屋さんを探します。全国チェーンの古本屋さんはもちろんのこと、ほとんど見かけなくなった個人経営の本屋さんを探し出します。

旅行中の古書店巡りは至福の時間です。

大学の近くの古本屋さん、ビジネス街や駅近くの古本屋さん、住宅街の古本屋さんなどでは品ぞろえが全く変わってきます。

また、その店のオーナーの経営方針もうかがえます。

そんな古本屋さんも大手全国チェーンの台頭で今では相当な数が淘汰されてきました。

もちろん大手全国チェーンにも、ちまたの古本屋さんにはない違った魅力があります。

昭和の良き時代の古本屋さんがまだどこかに存在していることを願いながら、

ふらっと旅に出ることが多いです。

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